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三陸パートナーズ贈呈式レポート

三陸ブランドの商品を全国へ (1/3)

水産業の活性化を通じて東北の復興に貢献

 2013年10月31日、東京都港区にある日本財団ビルで、「三陸パートナーズ」への「復興応援キリン絆プロジェクト水産業支援」贈呈式が行われた。試食会や商談会も予定されている贈呈式には、企業の購買担当者をはじめ、テレビや新聞などの報道各社も含め80名以上が駆けつけた。

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贈呈式にはメディアも多数参加した

 「三陸パートナーズ」は岩手県の大船渡市や陸前高田市で、水産加工を営む6社が立ち上げた協同組合だ。岩手県で生産される魚介類や農産物を活用して、付加価値の高い商品を開発。大船渡市を「食のまち」としてブランド化することで、地域を元気にすると同時に、水産業の活性化を通じて東北の復興に貢献することを目指している。  付加価値の高い商品の開発や販路開拓には、東北以外の個人や団体から協力を得ているのも特徴的だ。例えば、「KIHACHI」の名で大都市を中心にレストランや洋菓子店を展開している熊谷喜八さんをはじめとした有名シェフたちは、海や山の素材を存分に生かしたレシピを考案。東北の食や文化を支援しているNPO法人「ソウルオブ東北」は、東京をはじめとした都市部での販路開拓をサポートする一方で、商品パッケージのデザインも手がけている。

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「KIHACHI」ブランドで有名な熊谷喜八シェフ

 多彩な顔触れの個人や団体が協力を続ける中、「三陸パートナーズ」の活動趣旨に賛同したキリングループも、「復興応援 キリン絆プロジェクト」を通じた支援を決定した。  贈呈式ではまず、キリンビールマーケティング株式会社の真柳亮・副社長から主催者代表挨拶が行われた。  「震災から2年7ヵ月が経ちました。大変な被災状況の中、一丸となって努力を続けている被災地の皆様に、心より敬意を申し上げます。水産加工を営む6社が志を持って始めた三陸パートナーズの取り組みでも、有名シェフや東北支援のNPO、岩手県の行政などの協力を得ながら、多くの方々が一丸となって頑張っていらっしゃいます。改めて敬意を表します。生産から食卓までの支援を掲げるキリングループとしては、私たちのビールや飲料が三陸パートナーズを通じて生まれるプロの商品と一緒に、日本の食卓に並ぶことを願わずにはいられません。皆様の取り組みにより、大船渡の復興が日本全体の水産業の復興につながり、東北ブランドが日本全国から世界へと広がることを心より願うとともに、私たちもできる限りの協力を続けていきたいと思います」

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真柳副社長は主催者代表挨拶の中で、「三陸パートナーズ」に大きな期待を寄せた

 続いて日本財団の前田晃・常務理事からも主催者代表挨拶が行われた。日本財団はキリンビールが拠出した寄付金で基金を創設し、支援金の助成を行うことで被災地の水産業支援をサポートしている。  「本日の贈呈式、おめでとうございます。被災地の厳しい状況の中で、大船渡をはじめとした多くの皆様が結束したことは、復興への大きな一歩になると思います。三陸パートナーズの商品が、世界三大漁場のひとつと言われる三陸の海産物を活用したメイドイン三陸の商品として、日本や世界で多くの方々に味わって頂けることを願っています。ぜひたくさんの人々に愛され、売れに売れて生産が追いつかない商品になれるよう頑張ってください」

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主催者代表挨拶を行う前田常務理事

 主催者代表挨拶が終わると、「三陸パートナーズ」で理事長を務める及川廣昱さんから事業概要の説明が行われた。及川さんは大船渡市で水産加工を営む、及川冷蔵株式会社の社長でもある。  「晴れやかな席での贈呈式に感謝を申し上げます。キリングループや日本財団をはじめ、たくさんの方々の支援のお陰でこの日を迎えることができました。岩手県の水産振興課の皆様には行政の立場からご支援をいただき、ソウルオブ東北にご紹介いただいたシェフの皆様のご協力で苦手だった商品開発にも着手することができました。三陸パートナーズに参加する水産加工6社は、津波でほとんどが会社や工場を流されました。建物を再建して事業を再開してはいるものの、震災前の水準には戻っていません。三陸の素晴らしい海産物を活用して、シェフの皆様がレシピを作り、私たちの工場で加工する。こうして生まれた商品が、地域のブランドになれるよう大事に育てていきたいと思います」  及川理事長の決意に満ちた言葉に、贈呈式の会場からは大きな拍手が沸き起こった。

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及川理事長は協力者や支援者への感謝とともに、これからの活動に向けた意気込みを語った

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