活動について
各地域での活動
活動レポート
- 地元への深い愛情が人々を「絆」で結ぶ
- 郷土料理の商品化で食文化をつなぎ地元に誇りを取り戻す
- 人々の想いが新たなブランドを創り出す
- 被災した工場が被災地を応援するという取り組み
- 鯉ブランド復興にオール郡山で取り組む
- 宮城県の食材のファンを作る試み
[レポート一覧]
三陸ブランドの商品を全国へ (2/3)
贈呈式をスタートに気持ちを新たにして臨む
「三陸パートナーズ」の事業概要の説明のあとには、メンバーである水産加工6社の紹介も行われた。サンマの加工が得意な会社、焼きウニや塩ウニなど主にウニを手掛ける会社、海藻を乾燥させた商品が主力の会社など、どの会社も水産加工の事業者でありながら、取り扱う海産物や生産している商品は個性的なものばかりだった。 続いて、キリン株式会社CSV推進部で、農業・水産業の復興支援を担当している古賀朗から、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の紹介も行われた。キリングループでは水産業支援として、2012年までは岩手県のワカメ、宮城県のカキ、福島県の青ノリに焦点を当て、養殖支援として3県で4億2200万円を日本財団を通じて助成した。2013年からは復興支援の第2ステージと位置づけ、水産品のブランド化や販路拡大、将来を担うリーダーの育成などの支援に総額8億円の拠出を予定している。 今回の支援では、「三陸パートナーズ」に5千万円を助成。また、キリングループの一員である小岩井乳業株式会社からも、大船渡産のイサダ(オキアミの一種)を使った「小岩井オードブルチーズ(桜こあみ)」の販売による支援金12万4726円(チーズ1箱につき1円を寄付)が贈られることになっている。 贈呈式ではキリンビールマーケティング株式会社の真柳副社長、小岩井乳業株式会社の布施孝之・代表取締役社長、日本財団の前田常務理事から、「三陸パートナーズ」の及川理事長に支援金の目録が贈呈された。
贈呈目録を読み上げる真柳副社長。左隣りが小岩井乳業株式会社の布施社長
吉田支社長は「三陸パートナーズ」と連携した復興支援を考えている
贈呈式終了後に行われた、「三陸パートナーズ」のメンバー、シェフや「ソウルオブ東北」などの協力者、キリングループの社員が集まっての記念撮影