復興応援キリン絆プロジェクト

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宮古贈呈式レポート

宮古贈呈式レポート 水産業の復活を地域の復興につなげる (1/3)

水産物のブランド化で販路を拡大

 2014年3月1日、岩手県宮古市にある宮古商工会議所で、「復興応援 キリン絆プロジェクト」による水産業支援の贈呈式が行われた。
 岩手県で最大の面積を有する宮古市。太平洋側の三陸沖に豊富な漁場を抱え、サケやサンマ、スケトウダラなどで全国屈指の水揚げ量を誇る。特にサンマは、毎年9月に東京都目黒区で開催される「目黒のさんま祭り」に出荷されることでも知られている。養殖業も盛んで、宮古市の漁場には季節に合わせて、ワカメ、コンブ、カキなどの養殖施設がずらりと並ぶ。

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四季を通じて多彩な海産物が水揚げされる宮古の海

そんな「漁業の町」に、東日本大震災は甚大な被害をもたらした。  巨大地震や大津波の影響により、宮古市では死者・行方不明者の数が611名にのぼり、倒壊や半壊などに見舞われた家屋の数は9千棟を超えた(注)。
 同様に、市の主力産業である水産業も壊滅的な被害を受けた。
 震災当時、宮古商工会議所には、鮮魚小売や水産加工を営む会社が約70社加盟していたが、多くの会社が事業の休止や廃業を余儀なくされた。震災翌月の2011年4月には水揚げを再開したものの、養殖施設の壊滅や冷凍・冷蔵設備の不足などにより、2011年度の水揚げは前年度の約6割にまで落ち込んだ。
 その後、事業を再開する漁業者は徐々に増えていったが、震災による取引業者の減少や風評被害などにより、水揚げをしても出荷が難しい状況が続いていた。
 こうした窮状を打破しようと、宮古市では「水産加工ブランディングプロジェクト」を発足させた。これは宮古市を代表するような水産加工商品を生み出すとともに、ブランドとして確立。日本全国はもちろん、海外も含めた販路の拡大を目指すプロジェクトだ。
 プロジェクトを担うのは、事前の説明会に自ら参加し、協同でのプロジェクトを立ち上げた、市内の4つのグループ。それぞれのグループには、3社から8社の水産加工業者が所属している。また、宮古商工会議所も宮古市と連携しながら4つのグループの活動をサポートすることになっている。
 「復興応援 キリン絆プロジェクト」水産業支援を展開するキリングループでは、宮古市が一丸となって取り組むブランディングプロジェクトに賛同。新商品の開発やブランドの確立、また、販路の拡大のための事業などに、5千万円を支援することを決定した。

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