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大槌町贈呈式レポート

大槌町贈呈式レポート 三陸のど真ん中で復興を果たす (2/3)


苦労を共にしてきた仲間たちと取り組むプロジェクト


 贈呈式に先立ち、大槌湾に面する敷地で加工商品共同開発施設の地鎮祭が行われた。元々は公園だった敷地を岩手県から借り受け、「復興応援 キリン絆プロジェクト」による支援のもと、118平米の木造平屋を建設。「ど真ん中・おおつち協同組合」の4社が共同で商品開発を行うほか、開発した商品の販売や新巻鮭の体験教室を開催するなど、町の観光拠点になることを目指している。


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共同開発施設の建設予定地は震災前、公園だった

 地鎮祭には、「ど真ん中・おおつち協同組合」を構成する4社の代表や「復興応援 キリン絆プロジェクト」の関係者のほか、碇川豊・大槌町長をはじめとする町の職員もお祝いに駆けつけた。地鎮祭では、地元の大槌稲荷神社十王舘宮司による祝詞奏上や協同組合のメンバーによる鍬入れ・玉ぐし奉納などが行われ、年内を予定している建物の無事な完成を祈願した。

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祝詞を奏上する大槌稲荷神社十王舘宮司と建物の無事な完成を祈願する参加者たち

 その後の贈呈式ではまず、「ど真ん中・おおつち協同組合」による事業方針の発表が行われた。会場となった大槌町役場には、協同組合のメンバーのほか、大槌町長、大槌町商工会の会長、岩手県議会議員をはじめ、多数の来賓が参席。岩手めんこいテレビ、日本経済新聞、岩手日報、河北新報、毎日新聞、読売新聞など、メディア各社も取材に詰め掛けた。

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贈呈式にはメディア各社も取材に訪れた

 事業方針発表ではまず、碇川豊・大槌町長から挨拶が行われた。
 「先ほど、地鎮祭が厳しい暑さの中で行われました。この暑さは、全国のサポーターやキリングループと日本財団による熱いご支援、そして協同組合のメンバーの熱い思いを感じさせるものでした。キリングループと日本財団には、ブランド化や販路拡大など、様々な形でご支援を頂いたことに深く感謝しています。今回のプロジェクトにより、400年以上前から大槌町にその技術が伝わる新巻鮭が、さらにブランド化されることを期待しています。同様に、町としても震災に負けないよう、頑張っていきたいと思います」

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プロジェクトによる新巻鮭のさらなるブランド化に期待を寄せる碇川町長

 また、昨年「ど真ん中・おおつち協同組合」を訪れた、小泉進次郎・復興大臣政務官からの祝電が寄せられ、披露された。
続いて、「ど真ん中・おおつち協同組合」の理事長であり、芳賀鮮魚店の代表でもる芳賀政和さんから、プロジェクトへの所信表明が行われた。
 「私たちには長年培ってきた知恵と技術、そして諦めない気持ちがあります。協同組合のメンバーは、震災直後から歯を食いしばり、一歩一歩前進し、苦労を共にしてきた仲間たちです。400年以上前に考案された新巻鮭の発祥の地である大槌町は、必ず復活すると信じて、仲間たちと一緒に頑張っていきたいと思います」

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大槌町を復活させることに対する意気込みを語る芳賀さん

 そして、「ど真ん中・おおつち協同組合」の監事を務める、有限会社浦田商店の浦田克利・代表から、事業方針の説明が行われた。

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スライドを使って事業方針の説明を行う浦田さん(左端)

 今回のプロジェクトでは、取り扱う海産物も保有する技術も異なる4社が、それぞれのノウハウを共有することで強みを発揮。震災前は飲食店や宿泊施設、流通業者など、B to Bの商品を手掛けていたが、プロジェクトでは一般消費者の視点に立って商品開発を行う。また、全国に4929名いる協同組合のサポーターに開発した商品の評価や口コミをお願いするほか、都内の有名シェフたちからアドバイスももらう。商品開発する海産物としては、「町の魚」にも指定されている鮭をスモークやフリットなど新たな形に加工するほか、大槌町で水揚げされるワカメ、ウニ、サンマなどを使った新商品も開発していく。年内には新商品を開発してサポーターに試食してもらい、反応を見ながら改良を重ねるなどして、販売を始める計画だ。今後3年間で、10品目の商品開発を目指す予定だという。

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