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リアスフードグランプリ最終審査会レポート

リアスフードグランプリ最終審査会レポート 高校生による東北のための料理開発 (1/3)

交流と食育も兼ねたフードグランプリ

 2014年8月29日、宮城県気仙沼市にある「海の市」で、リアスフードグランプリの最終審査会が行われた。

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最終審査会の会場となった気仙沼「海の市」。震災の影響により休業していたが、今年4月に一部施設がオープン、7月に全面再開した

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「海の市」の前には気仙沼湾が広がる

 リアスフードグランプリとは、気仙沼や東京都内の高校生からリアスフードを用いた料理を提案してもらい、商品化を目指すという企画。被災地と都市部の高校生たちの交流や食育も兼ねたこの取り組みは、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の支援を受けた「気仙沼水産食品事業協同組合」が、「リアスフードを食卓に。」と題したプロジェクトの中で実施している(プロジェクトに関する記事はこちら:http://kizuna-nipponfoundation.info/2014/06/post-31.html
 最終審査会には、1次審査を勝ち抜いた都内の高校生6名と大学生1名、気仙沼の高校生7名の合計14名が参加。気仙沼港に水揚げされる様々な海産物(リアスフード)を素材として、考案したレシピをもとに料理を作り、試食会を実施。著名シェフによる最終審査を受けることになっている。
 冒頭、リアスフードグランプリを主催する「気仙沼水産食品事業協同組合」の清水敏也・代表理事から、開会の挨拶が行われた。
 「本日は日本を代表する3人のシェフを招いて、リアスフードグランプリの最終審査会を開催致します。今年の5月に始まったこの企画も、ようやく最終審査の時を迎えました。企画を実施する中で、都内と気仙沼の高校生たちの食に対する夢を感じることができました。また、彼らが短時間で仲良くなり交流を深めたことも、嬉しい出来事でした。これからも、食を通じて皆さんの心と体が健康になり、笑顔があふれるよう、活動していきたいと思います。そしてキリングループをはじめ、私たちの活動を応援してくれるたくさんの支援者の方々に、心より感謝を申し上げます」

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開会の挨拶を行う清水・代表理事

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開会の挨拶の後には、高校生たちの自己紹介も行われた

 続いて、最終審査を行う3人のシェフの一人である、熊谷喜八さんから激励のメッセージが贈られた。熊谷シェフは「KIHACHI」の名で大都市を中心にレストランや洋菓子店を展開。震災後は、東北の食や文化を支援するNPO法人のメンバーとして被災地を回りながら、壊滅的なダメージを受けた食産業の復興のために尽力している。
 「海外の食産業では、世界を意識した商品作りが行われています。例えば、スペインの山の中にある工場でさえも、EUそして世界中の市場へ商品を出荷しようとしています。日本人は世界の人口のわずか2パーセントしかいません。国内市場だけを見ていたら厳しいですが、日本が持っている素材と技術があれば、世界に通用するはずです。今回のグランプリでは、10代の皆さんが新しい料理を開発すると聞き、驚くとともに楽しみでもありました。皆さんの頑張りによって、三陸が元気になってくれると信じています。そして若い人に刺激され、東北から世界を目指す食の動きが、活発になることを期待したいと思います」

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日本の食の未来について語る熊谷シェフ

熊谷シェフから激励のメッセージを受けた高校生たちは、開発した料理のプレゼンテーションに臨んだ。

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