復興応援キリン絆プロジェクト

水産業復興支援事業

活動について

各地域での活動

活動レポート

HOME
活動レポート
人々の想いが新たなブランドを創り出す

「浜の漁師飯 浜のかあちゃん飯推進プロジェクト」事業報告・新商品試食会レポート (1/3)

壊滅的被害から立ち上がったプロジェクト

 2017年7月27日、福島県相馬市にある相馬双葉漁業協同組合(以下、相馬双葉漁協)の本所兼相馬原釜支所で、相馬双葉漁協6次化推進協議会(以下、協議会)が進める「浜の漁師飯 浜のかあちゃん飯推進プロジェクト」の事業報告・新商品試食会が行われた。

01_本所兼相馬原釜支所.jpg

事業報告・新商品試食会の会場となった本所兼相馬原釜支所は昨年9月に完成。
今年の6月には、全日本建設技術協会が主催する、日本の社会経済活動を支える
根幹的なインフラ整備や建築技術などに贈られる「全建賞」を受賞した

02_製氷施設他.jpg

漁業関係者の意見を取り入れ、
製氷施設、漁労倉庫、共同集配施設、荷捌き施設、海水浄化施設など、
周辺一帯を和風のデザインで統一している

03_膜構造を採用した屋根.jpg

膜構造を採用した屋根は開放的な空間を演出していて、建物全体が復興のシンボルにもなっている

 福島県の北東部に位置する相馬双葉地方は、カレイ類、ヒラメ、アンコウ、ホッキ貝など約150種の魚種が獲れる、全国でも有数の水揚げを誇る地域。震災前は、水揚げされる魚介類が「常磐物」として重宝され、市場でも高い評価を得ていた。
 また、相馬双葉漁協周辺の松川浦地区は福島県唯一の潟湖(せきこ)で、その風光明媚な景観から多くの観光客を集めていた。夏は海水浴場、冬は初日の出の拝観など、地元住民の憩いの地でもあった。
 震災後、津波による壊滅的な被害と原発事故による出荷制限や風評被害の影響で、港町は一変してしまう。しかし、相馬双葉漁協の青壮年部と女性部が中心となり、試験操業で獲れた魚介類を使って地元ならではの食べ方を紹介するなど、PR活動を続けてきた。
 活動を続けてはいたものの、試験操業で獲れる魚種や漁獲量が限られていたり、新しい加工品を開発するための資金が不足するなど、多くの課題に直面もしていた。そんな折、「復興応援 キリン絆プロジェクト」による水産業支援が決定。相馬双葉漁協内に設置された協議会が、県内の各機関と協働して取り組む「浜の漁師飯 浜のかあちゃん飯推進プロジェクト」に対し、日本財団協力のもと2500万円が助成された(相馬双葉漁協6次化推進協議会への支援に関する記事はこちら:http://kizuna-nipponfoundation.info/2016/07/post-64.html)。
 「キリン絆プロジェクト」の助成を受けた協議会では約1年間、相馬双葉地区の水産物の魅力を再構築し、商品開発や販売PR方法に取り組んできた。

ページの先頭に戻る